数字のかぞえ方なんて知らなければ、なくしたものを指折りかぞえては泣くような不毛を知らずに生きていけたのでしょうか
過保護な劣情が指差す先に
美味しい完全犯罪の作り方

ずっと前、きみに心臓を食べられてからというもの、鼓動も痛みも忘れたままだ
わたしの中を占める空洞を埋めるのは、あなたの愛であってほしい
息苦しい蜃気楼
きみのまぼろしに棲んでいる
夏の日差しに溶かし込んだマドンナブルーと戯れて

テミス
気付いてるんでしょ、ぼくの嘘に

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・デッドエンド
世界中の哲学が酩酊
ずっと待っていたのは僕のほうだったんだよ
ぼくの花は枯れるために咲いたのです