冥王星で待ってる恋人へ
この宇宙船は、きみのいない未来へ向かっています
君が残していった銀の嘘
そうしてきっと、きみとぼくの星もそっと目を閉じて燃え尽きるんだろう
夜半の涯

今夜、眠れぬきみのために
光を亡くしたプラネタリウム
量子力学的見地からみるぼくらの相対性理論について
綺麗な青のままでいたかった
美しいこの世界が見渡せる場所できみを待っています


その話をすると、あなたは決まって曖昧に微笑んで、早くお眠り、と優しく頭を撫でるばかり。わたしをこども扱いしてはぐらかして、あなたはいつも大人のふりをする。それは最後まで変わらなかった。わたしたちの関係と、いっしょだ。