背中合わせで見つめる恋の先は
不実な祈りの顛末
すれ違ったままのふたりの為に訪れたあまりに粗末な世界の終わり
やっと見つけた愛が永遠ではないと気付いた
虚構

その時、確かに赤い糸が千切れる音を聴いた
十九回目の冬には、どうやらひとりになるらしい
だから、逢いたくなんてなかった
アンハッピーエンド
幸福の色も、匂いも、手触りも、僕らはまだ知らなかったあの日


続 き は w e b で !