いつだって世界の終わりは君の為に躊躇う
フレンチブルー・メソッド
夢見る卵
俺の四半世紀くらいはお前にくれてやっても惜しくはない
誰にも必要とされないと思い込んだまま死んでいく哀れな私への餞に

いつから人は終わらない嘘を、真実と呼ぶようになったのでしょう
今夜、幕を開けるわたしたちの悲しみに
そうして、いつか永遠になればいい
どうせならまっさらな塩の亡骸になって、海へ還れたらいいのに
終焉が欲しくて、僕らは今日も息をする

どうか、せめて私の最期には悲しい顔をしてください
結局ぼくらは違う生き物だから、同じ夢なんて見れはしないのに
永遠は