ブルーコーラルの真ん中でふたり、踊ろうか
あのひ、せかいでいちばんうつくしいなみだをしった
耳元で囁かれる孤独
そんな、あなたにとっては只の夜
堕落、それは愛していると語らうことだ

だから、上手に生きるために君を捨てた
そしてさよならに至るどうしようもないふたりの話をしよう
宇宙のかけらと少しのやさしさから精製された君だから
四月一日の婚約
ドントセイグッバイ

君のくれた愛を指折りそっと数えて
美しいと云う恋情とて、言いかえれば慾である
リナリアの不毛
たまに、君を手酷く泣かせてみたくなる
満ちた月は墜ちるだけ

ぼくなら決して眠り姫に目覚めのキスなどくれてやらない
お望みは角砂糖ですか、それとも精巧な嘘ですか
一番最後のおやすみは君の声がいい
明暗
満たされた世界が訪れたとして、その中で誰かを愛することなど出来るのでしょうか